Past Events
第1-4回 展について 2005 - 2009
1~4回展に関しては公式の資料がほとんど残っていません。何か資料、特に4回展のポスター(画像でも)をお持ちの方がいましたら是非コピーさせて頂けないでしょうか。ご連絡をお待ちしています。
第1回 世界に一冊だけの本・展 2005
2005. 11. 3. thu - 15. tue
FMいるか1F ぎゃらりー807・Aホール
記念すべき最初の「世界に一冊だけの本・展」は、FMいるか1F・ぎゃらりー807で開催されました。109人の出品者より161冊が集まりました。当時の募集の言葉が残っています。
ー「たとえば、コドモの写真を綴じて写真集にしたり、趣味で集めたワインのラベルを並べてコレクションブックにしたり、ペラペラ漫画にしたり…、絵手紙を綴じてまとめてもいいかもしれません。 誰でも気軽に自分の好きなものを綴じ、本という体裁にして発表できたら作る側も、それを見る側も楽しいだろうなぁ、とそんな思いで企画されたのがこの展覧会です。」ー
既成の「本」という枠にとらわれない、自由な表現を目指した「世界に一冊だけの本・展」は、ここから始まりました。
「石虫コレクション」と名付けられた小石を使った昆虫図鑑
小さなチューインガムの箱を表紙にしたミニ本
子供の頃にあつめていたシールをシール帳にしたもの
第2回 世界に一冊だけの本・展 2006
2006. 11. 16. tue - 26. sun
FMいるか1F ぎゃらりー807・大ホール
成功に終わった前年の「世界に一冊だけの本・展」。二回目の開催を希望する多くの声に押され、この年も開催することになりました。
出品者は113人、約150点もの作品が集まりました。道外からの出品も目につきます。
本の材質は、紙は勿論のこと、布、段ボール、木など千差万別。また本の内容も、写真集、絵本、旅行記、小説などバラエティに富んでいます。昨年にも増してユニークな、そしてほのぼのした手作り本が並びました。
自作している再生家具などのカタログ本など
「まめねこ本」は紙粘土で作られた小さな猫の顔の表情がとても可愛い
昨年も出展していた「フーセンとわたし」の第2弾ミニ本
流行のトイカメラによる写真作品
木彫した板を本にした作品
第3回 世界に一冊だけの本・展 2007
2007. 10. 26. fri - 11. 4. sun
函館市地域交流まちづくりセンター
この年に、大正12年創建の丸井今井呉服店函館支店として建てられた建物を再利用した、函館市地域交流まちづくりセンターがオープンします。そして同センターより「世界に一冊だけの本・展」の共催の打診を受け、以後はここを会場としての開催となります。
偶然にも、ちょうど10年後の2017年には、五稜郭の旧ホリタデパート(ダイエー、グルメシティと変遷)跡地にオープンした、函館コミュニティプラザ・Gスクエアより共催の依頼を受け、2会場での連続開催となります。そういった意味ではとても恵まれた展覧会といえるでしょう。
この年のポスターをよく見ると展覧会タイトルにちょっとした混乱があるのはご愛嬌。
出品者/72人、作品数/98点。
第4回 世界に一冊だけの本・展 2008
2008. 10. 17. fri - 26. sun
函館市地域交流まちづくりセンター
第4回展は120人の出品者により、132冊の作品が集まりました。
函館や北斗など近郊からの出品が多いですが、道内は旭川や札幌など、道外からは長野や埼玉などからの出品もあります。既成の本にはないユニークな作品がたくさん並び、ニットの編み物が本になったものや、木製の手づくりダーツ板が本になったものなど、作り手の感性の豊かさが感じられる展覧会となりました。
このポスターをお持ちの方(画像でも)がいらっしゃいましたら、是非コピーさせて頂ければ幸いです。
会場には夏休みの7月・8月に行われた「巨大絵本をつくろう」で製作された作品2点も展示されました
第1~4回展は公式の記録がほとんど残っていません。
函館のイベントを紹介されていた下記ブログ「酔族館日記」様より了承を得、
そこからの転載にて内容を紹介しました。ご協力ありがとうございました。
《酔族館日記》